2025-03-06
NMNの高容量摂取と健康維持の関係について、徳島大学大学院社会産業理工学研究部との共同研究で新たな知見を取得

いつも阿部養庵堂薬品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、NMNの高容量摂取と健康維持の関係について、徳島大学大学院社会産業理工学研究部との共同研究において、NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)の高容量摂取と健康維持の関係について研究を行い、新たな知見を得ました。
本研究では、老齢マウスを対象にNMNの摂取量が寿命に与える影響を分析しました。その結果、低容量のNMN摂取よりも、高容量のNMM摂取が必要であることが明らかになりました。
研究概要
【目的】
老齢マウスにNMNを長期投与してその毒性と寿命延伸効果を調べる
【投与期間】
2022年9月29日~2024年4月10日
【実験項目】
血液の生化学検査、体重、生存率の推移など
【動物種】
マウス C57BL/6NJcl 雄 67週齢(高週齢マウス)
【投与群】
(n=5)マウスの体重は平均化して統一
1.Control群 (水道水のみ)
2.NMN 100mg/kg/日 投与群
3.NMN 300mg/kg/日 投与群
【投与方法】
自由飲水(摂取量が各群均一になるように量を調整)
研究結果
高齢マウスへの1 年間長期間のNMN 摂取は毒性がなく、300 mg/kg のNMN 摂取群では、各群の体重が変化しない期間において、生存率が高い傾向が見られました。(下図参照)

阿部養庵堂薬品は、老齢マウスを対象にNMNの摂取量が寿命に与える影響を調査しました。結果、高容量(300mg/kg/日)のNMN摂取群では、毒性がなく、生存率が高い傾向が見られました。過去の研究とも一致し、本研究はNMNの適切な摂取量を検討する貴重なデータを提供しました。今後も科学的根拠に基づいた製品開発を進め、エイジングケア分野での応用を目指します。
過去の研究では、高齢マウスにNMNを550 mg/kg投与した際、生存率に一定の変化が見られたと報告されています(ヒト等価容量換算換算:約3,130 mg/日、体重70 kg換算)。本研究では、NMNの摂取量に関する動物モデルでのデータを示しており、さらなる研究の必要性が示唆されました。
本研究は、NMNの適切な摂取量を検討するうえで貴重な知見を提供するものであり、今後のエイジングケア分野における応用が期待されます。
今後の展望について
阿部養庵堂薬品は、これからも科学的根拠に基づいた製品開発を推進し、より多くの方々が健康で充実した人生を送るためのサポートを続けて参ります。今後もさらなる研究を進め、NMNの可能性を追求し続けて参ります。
参考文献
New Harvard Study Shows NMN Increases the Lifespan of Naturally Aging Mice
関連情報
2022年7月発表の研究開始発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000037884.html
■本件に関する資料
プレスリリース
>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000037884.html
オフィシャルオンラインサイト
今後とも阿部養庵堂薬品について、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。